今や「介護者が嫁」は当たり前ではない

先日受けた講演はヤングケアラーを題材にしたものでしたが、講演してくださった先生は男性介護者について研究している方らしく介護者の立場を提示してくださいました。

男女共同参画局のホームページでは2016年までのグラフしかありませんでしたが、講演で提示されたグラフには2019年まであり、子の配偶者(女性)=義理の娘はさらに下がって12〜13%くらいになっていました。

義理の娘が下がっている一方で、じわじわと上がっているのが息子、次に娘です。これら子どもの年齢が低いと「ヤングケアラー」となるわけなので、近年話題にされる理由もちょっと納得ですね。

ヤングケアラーの割合は、全国調査では小学6年生で6.5%、中学2年生で5.7%、高校2年生で4.1%、大学3年生で6.2%とされています。 こども家庭庁

大阪府が独自で行なったものは高校生限定ですが11.4%となっており、全国調査と比べて高くなっています。講演された先生は「全国調査は対象が限定的で、大阪府の調査の方が信憑生が高い」と評していました。地域性もあると思うのでこれだけではなんとも・・・

こういった講演を受けるたびに、演者が広報活動をしているのを聞くと”その活動費用を直接子どもたちの生活が楽になる資金に充てられないのか”と、なんとも言えないモヤモヤした気持ちになります。

チラシやパンフレットを作り、あっちこっちで「もっと知ってください」と活動する割に、すでに知っていることばかりを広報されるのです。

とはいえ、私自身はこうやってネット記事にするくらいしかできていないわけですが。

ブログを書き初めて困るのは締めですね。何と言って終わらせたら良いものか。

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